9月17日に東京で行われたセミナーに参加して来ました。
不動産市況アナリスト幸田昌則さんの「住宅・不動産業界 市況展望」というお話を伺いました。講義内容を要約しますと、今後の不動産市況は、新築物件(新築戸建てや新築アパート、
マンション)の供給が人口減少、建設材料費、人件費の高騰などにより利益確保が難しくなり今より更に減少し、代わりにストック・リフォームの時代がやってくるだろうとのことでした。
また、「格差社会」が市場でも広がり、売れる物件とどうやっても全く売れない物件の
二極化が進んでくるとの見解でした。
空家特別措置法の施行や相続税増税により、不動産市場にますます売り物件が増えてくることが予想されている現在、今後の不動産運用の方向性を真剣に検討することが急務に
なっています。
澤木