大手税理士事務所の相続セミナーで参考になる項目がありましたので
ご紹介します。
通常、相続では節税や納税・分割なのが相談内容になりますが
税理士の最近の経験では
今は、
1次相続でご主人が亡くなられた後、残された配偶者の生活が何より肝心だとのことです。
一般的に平均寿命は男性81歳女性87歳
女性が1人暮らしになることが多くなりますが、この税理士事務所の取り扱った集計では
1次相続(男性死去)から2次相続(女性死去)までの期間が
なんと18年 とのことです。
実際、長く子供さん達と同居していれば生活環境はあまり変わらないかもしれませんが
子供さんたちが遠方にいて大きな屋敷に1人住まいになってしまった場合や
不動産を多く相続してしまった場合は
長い期間の生活資金や維持管理も大変です。
1次相続では配偶者の居住環境や生活費も含めて
相続後に財産の組み替えも考えにいれる必要がありそうです。