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高齢者の自宅売却

最近、自宅の「リースバック契約」の宣伝が増えました。

・自宅を売却して代金を受け取り、同時に賃貸借契約を結んで家賃を支払いながら同じ家に住み続けられる不動産取引のことです。

 

引越しすることなくその家に住み続けられるし、売却代金を生活資金にあてられるので

メリットもありますが、全国の消費者センターに「強引に勧誘され、安価で自宅を売却する契約をしてしまった」「解約を申し出たら違約金を請求された」等の相談が増えているとのことで、当社も加盟している 公益社団法人 全日本不動産協会から「法令の遵守」「高齢者に対する配慮」の要望書が通知されてきました。

 

不動産は高額の取引のため

高齢者の方は内容の良くわからないまま、安易に契約をなさらないようにして下さい。

出来れば子供さん等家族の人を交えてよく検討してから契約するか、地元の信頼ある不動産業者に相談してみて下さい。

 

消費者が所有する自宅を不動産業者に売却した場合、クーリングオフはできません。

長期に賃貸していると売却代金より賃貸料の方が高くなることも考えられます。

 

自宅の売却には、その後の住まいや生活資金についても十分ご検討ください。